2008-10-15

フレッツ・光プレミアムのインストールツールではまる

いろいろあってNTT西の光プレミアムを入れることになり、VDSLモデムとCTUとVoIPアダプタをごちゃごちゃつける工事がなんとか終わって、とりあえずひかり電話が開通してることを確認してもらった。プロバイダとかの設定はどうするのときいたら、とにかくCD-ROMつっこんでそれでやってねと言い残して、工事の人は去っていった。モデムのマニュアルもCTUのマニュアルもほんの薄っぺらいものしかなく、必要なものはすべてCD-ROM内っぽい。

無用なトラブルを避けるために言われたとおりにCD-ROMをさし、無線LANは念のため使わず、CTUとPCをケーブルで直接つなぐ。CD-ROMに入ってるインストールツールを動かし、スタートアップツールのインストールを開始すると、途中で、「IPv6がインストールされていません。IPv6をインストールする必要があります。インストールしますか?」という半強制的なダイアログが出て、キャンセルする理由もないのでそのままOKし、とりあえず完了。次にインターネット接続設定に進むと、デフォルトブラウザじゃなくIE7が起動され、「[2001:d70:3:1::3:3] に接続しています。」状態から進まない。何度か試すと、ようやくCTUのログインページが表示されて、さらにプロバイダのID/パスワードを入力するページが表示されて、設定完了。Yahooなど主要サイトには問題なく接続できることを確認し、あっさりと、めでたしめでたし。

いや、違った。CTUの細かい設定などはどうするのだろうと思い、スタートアップツールを動かして、「CTU設定」をクリックしてみると、IEが開いて接続中のまま固まる。しかもCPUを100%食っているようである。https://ctu.fletsnet.com/ を直接Firefoxで開こうとしても症状は同じ。

ふと思いついて、ローカルエリア接続のプロパティからMicrosoft TCP/IP version 6のチェックをはずしてみると、あっさりつながるようになった。別のPCで、最初からIPv6のインストールをキャンセルしても同様。まったく問題なし。IPv6をインストールするとそのPCでもだめ。XP SP3がIPv6に未対応なのかとも思ったが、これほど一般的な環境で問題が起きるなら、NTTだって最初からIPv6を入れさせたりしないだろうし、まったく手がかりなし。

で、2chに頼って、光プレミアムのCTU設定スレがあるのをみつけ、IPv6で検索したら、NOD32は未対応のくそソフトとか、3.0なら対応してるとか。まったく盲点だった。家中のPCにはNOD32 v2.7が入っている。どのPCでもだめなはずだ。最初のインストールツールで1回であれCTUにつながった方が奇跡的だ。DNSのAAAA検索がうまくいかなかったか何かなんだろうか。

ためしに3.0にバージョンアップしてみたら(ライセンスはそのまま動くらしい)、IPv6下でFirefox, IEともに無事に接続できるようになった。ようやくめでたしか。

ところが、ともちゃ氏によるNTT西日本 Bフレッツシリーズ及び光プレミアムの裏側は、Bフレッツがらみの濃い情報がたくさんあるが、IPv6が生きている状態だとなぜだか接続できない(たまたま?)。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

それは、私のサイトがIPv6に対応しているからですね。詳細は光プレミアムのネタに書いてありますが、NTTの閉域網がインターネットで使われているIPv6網とつながっていないのにもかかわらず、IPv6で接続を試み、接続に失敗して、IPv4で接続を試みる (failback)状況となっているためです。

IPv6でのタイムアウトはOSにより違いますが、30秒程度かかっていると思います。

NTTに何とかしてくれとクレームを入れてみてはいかが?