2007-01-26

おニューのCore 2 DuoマシンでFreeBSD

現在使っている2年前の轟音マシンに堪えられなくなり、仕事環境の改善のためメインマシンを新調することにした。静音PCが専門のとあるBTOショップでいろいろ探しまわった結果、こんな構成を選んだ。

M/B: MSI P965 Neo-F
CPU: Core 2 Duo E6600 (2.4GHz)

一番の心配はマザーボード周り。

今のマシンでMarvellのオンボードNICに懲りているので選択肢がかなり狭まってしまった。Intelとか積んでいればかなり安心できるけど、あいにくBTOメニューになかった。このマザーボードはRealtekのRTL 8110SCというのを積んでおり、一応FreeBSDのサポートリストに入っていることを確認した。

スラドとかで脅されたICH8問題も気になった。kern/103602でもJMicronのatapiコントローラがどうのという問題が未解決のまま。万一CDが読み込めないとインストールにかなり手間どるかもしれない。

などという心配をよそに到着してしまったマシンを相手に、とりあえずCDに焼いたFreeBSD 6.2-RELEASEを入れてみたら、atapiの問題は一切発生せず、あっさりとインストールできてしまった。めでたし。

ところが、問題はやはり心配したところにあって、リモートからmake buildworldの時間を計ったりして遊んでいると、

re0: watchdog timeout

が頻発して、とうとう一度はsshまで切れてしまった。あわてて検索したら、古いスラドには「蟹を使ってる時点で負け」とか書いてあるし。ともかくworkaroundをいろいろ探したところ、8139なら古いrlで使えるようにしたら良くなったとかの情報もあったが、一番役に立ったのがLinuxQuestions.orgにあった情報で、/boot/device.hintsでapicとacpiをdisableにしたらおさまったというもの。とりあえず書いてあるとおりに、

hint.apic.0.disabled="1"
hint.acpi.0.disabled="1"

を加えてリブートしてみたら、見事におさまった。しかしこれでは、SMPも電源オフもできない。どっちか一方だけではどうかと、片方ずつdisableにしてみると、実は両方がenableのときだけ問題が発生することがわかった。SMPと電源ではどちらを取るかは自明で、acpiだけdisableとする。

でもやはり電源を切れるようにしたいところなので、いずれfxpかemのカードを買うことになりそう。

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