2008-01-04

DynaBook SS 3480でのGParted LiveCDの利用

使わずに何年もほったらかしておいたDynaBook SS 3480でちょっと遊ぼうと、起動してみたら、起動しなくなっていた。

HDDも酷使しつくした20GBのMK2016GAPだったし、ここらできっちり復活させようと、まずはHDDを120GBのMK1234GAXに換装。裏のネジをはずして、パームレストをはずして、ケーブルを慎重にはずすと、HDDには簡単にアクセスできた。34xx系列では80GBまでとかいう情報もあったが、問題なく認識して、リカバリもPC Cardタイプの純正CD-ROMドライブであっさりできた。

と思ったら、リカバリ後のWindows 2000が途中までしか起動しない。そのポイントも一定でない。メモリが怪しい雰囲気だったが、本体側64MBと増設128Mがあり、本体側だと絶望的だと思いながら増設RAMをはずしてみると、幸運にも問題なく起動することがわかった。

増設RAMはBuffaloのMS100-A128Mというもので、既に廃番。後継品のMS133-A128Mも販売終了。で、よくよく保証期間を見ると6年もあることがわかり、購入時期を逆算するともう過ぎているだろうななど考えつつ保証書を探すと、期限切れまであと2週間ほどということが判明。非常に幸運なことに、無償交換となった。

次の問題は、時計がまったく合わなくなったこと。時計用のバッテリーが死んでしまったためと考えられるので、チチブデンキあたりで買うしかないだろう。ちょっと遊ぶだけの目的には致命的な問題ではないので、とりあえず後回し。いつかやろう。

最後の問題は、リカバリCDが勝手に切るパーティションがCドライブ4GBだけであること。パーティションを分ける理由が特にないのと、Cが4GBではあまりにも使い勝手がよくないので、パーティションをまとめることにする。このためのツールとしては、GPartedが有名だったので、今後の練習も兼ねてLiveCDを使ってみることにした。最新の0.3.4-11のLiveCDを焼き、例の純正ドライブで起動してみると、

!!Invalid loop location: /gparted.dat
と言われて、起動しない。探すとGPartedのフォーラムでこの問題が出ていて、そこのアドバイスに従ってみると、どうやらPC CardのCD-ROMデバイスが起動したLinuxに見えていないという問題らしい。かといって、SS 3480はUSBのデバイスからは起動しないのでちょっと悩んだが、デバイスを認識してマウントする段階でLiveCDをUSBのCD-ROMドライブに入れ直せばいいと考えた。が、そのタイミングを計るのも面倒なので、もう1枚同じLiveCDを作ってしまうことにした。PCの左右にドライブを二つ並べてそれらのLiveCDを入れ、ようやく起動に成功。

GParted自体は、日本語モードにするとGUIの漢字が全部化けるので、英語モードを選ばないと何も操作できない。しかしGUIは使いやすく、ドキュメントなどは見ずにすぐにGUIでパーティションを変更できた。Windowsを再起動するとCHKDSKが走り始めて少しあせったが、ほどなく終了して起動し、目的を達成できた。

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